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まるで “ご近所さん” のような、自由で気楽で、親しみを感じる世界を描きつづけたい【後編】

動物たちの話し声が聞こえてきそうな、ほのぼのとした楽しい絵を描く chitose chitoseさん。インタビュー後編では、ご入選されたボローニャ国際絵本原画展について、そして今後のチャレンジについてお話しいただきます。

これまでに見たことのない構図へのこだわり

—— chitose chitoseさんの作品といえば、ユニークな構図が魅力的ですよね。

ありがとうございます。

描き始めるときも、まずは構図を決めてから描くことが多いです。おもしろい構図が浮かんでこない時は、先にメインの動物を描いて、それを画面上にいろいろ配置してみてから構図を決めることもあります。

構図とメインが決まれば、あとは背景や動物のまわりに描くモチーフを、筆を進めながら決めていきます。このような手順で作品制作をしています。

—— ユニークな構図を考える上で、意識されていることはありますか?

あまり見たことのない構図にしたいなと思いながら描いています。

—— タイトルもユーモアがあって、絵の世界にすごくマッチしているなと思いました。

ありがとうございます。タイトルは、絵ができ上がってから決めています。私が絵から受けた印象をそのままタイトルにしていることが多いですね。

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オリジナリティがでてきたからこそ挑戦できたこと

—— この度は「ボローニャ国際絵本原画展」へのご入選、誠におめでとうございます!

ありがとうございます。

—— 今回、はじめて出展されたんですか?

はい、初めてです。

—— すごいですね、初出展で初入選!

本当ですよね、運が良かったんだと思います。入選は、本当に嬉しいです!

—— 今回、ボローニャ国際絵本原画展に出してみようと思われたのはなぜですか?

いつもお世話になっているギャラリーのオーナーさんから、「今年こそは出せよ!」と言っていただいたことと、自分でもようやくオリジナリティが出てきたかなと思えるようになったタイミングでもあったので、挑戦してみようと思いました。

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chitose chitoseさんの作品

Works1

—— こちらの原画展では、chitose chitoseさんの作品5点が飾られるそうですが、実際に絵本も制作されるんですか?

必ずしも絵本を準備していかなければならないわけではないですが、ボローニャ国際絵本原画展を開催しているのが、ボローニャ・チルドレンズ・ブックフェアという児童文学や児童向けマルチメディアの見本市で、そこではたくさんの出版社がブースを出されているそうなので、出版社への売り込み用に絵本は作っておいたほうがいいとは聞いています。

—— 会期はいつ頃ですか?

今年は、4月1日から4日までです。

—— chitose chitoseさんもご参加される予定ですか?

はい。行く予定ではいます。

—— すごく楽しみですね!

はい、本当に楽しみです。

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まずは絵本。でも他のことにもチャレンジしていきたい

—— 最後に、今後のチャレンジについて教えてください。

まずは、絵本をたくさん作りたいと思っています。

あとは、最近 似顔絵のイベントに呼んでいただく機会があって、そのイベントがすごく楽しかったんですね。なので、絵や作品を売るだけではなく、皆さんと一緒に何かをつくるワークショップとかイベントなどにもどんどん挑戦していきたいなと思っています。

—— 絵本作家として絵本だけを作るというよりは、絵を通して、さまざまなことにチャレンジしたいと考えているんですね。

そうですね。絵も平面だけじゃなく、立体物とか色々やってみたいですね。

—— chitose chitoseさんのさまざまな挑戦、楽しみにしています!

そう言っていただけると嬉しいです。頑張ります!

—— インタビューをする前までは、最初から自由にオリジナリティあふれる作品を描く作家さんだと思っていたので、お話を聞いて、作品への印象も180° 変わりました。今は、苦しい経験を乗り越えたからこその “自由さ” と、温かくも、見る側の心にストレートに突き刺さる強さをもった作品だと感じるようになりました。本日はありがとうございました!

文:mecelo編集部 / 写真:photondo 安藤博美

chitose chitoseさんインタビュー 前編はこちら

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