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2020.09.16サービス終了のお知らせ

「日々の傍らに」より(A2サイズプリント)

¥61,110(税込・配送料込)
mecelo

この作品をつくられた動機やきっかけ、コンセプト、制作中のエピソードなどを教えてください

Data髙田 望

「田舎」と聞いて思い出すのは、いつも三戸町の風景だった。

母方の祖母が暮らしていたこの町には、幼い頃からよく遊びに行っていた。
昔から何度も見ている町の風景は私の中に色濃く残っており、生まれ育ったわけではないのに 帰る という言葉がしっくりくる。
数年前に祖母は亡くなったが、私にとって「田舎」と呼べる場所はこの町しかない。


昔は栄えていたが今では盆と正月以外はとても静かで、そんな町の中を歩いていると、開放感とともに閉塞感を覚えるようになった。
身近な場所なのに壁を感じるような、この町が好きなのに離れたくなるような、そんな相反する感情が自分の中に生まれてくるのだ。
だが、東京に帰り自分の生活に戻ると、ふと町の空気が、自然が、恋しくなる。

祖母の家が無ければ関わらなかったであろう町の存在が、今では私の一部になっている。
身内のようで身内でない、他人のようで他人でない。
町と私の間には今も昔も変わらぬ距離感があり、その距離感こそが心地良さと息苦しさを生み出しているのだろう。
東京と三戸町を行き来することで、自分の在りようを確認し、自分の中に足りない何かを得ているのかもしれない。

[作品詳細]
作品プリントのみです。裏打ちやマットなどは付きません。
サイズ:A2
技法:顔料インクジェットプリント
ダンボール板に挟んだ状態で発送します。

作品情報

制作年本体サイズ在庫数発送までの日数配送方法
2017年420mm × 594mm × 1mm314日以内に発送ゆうパック